キンギョハナダイ
管理No
ac001-001
和名
キンギョハナダイ
学名
Pseudanthias squamipinnis
分類
条鰭綱/スズキ目/ハタ科/ナガハナダイ属
大きさ
全長11cm
分布
南日本。インド・太平洋域。
生息域
沿岸浅所の岩礁域や珊瑚礁域
解説
○雄は赤紫色の体色、雌は桃色の体色、雌雄とも各鱗に黄色斑点があり、眼の下縁から胸鰭基底に黄色帯が走る。背鰭第3棘〜10棘間の鰭膜は、交互に棘先端付近まで小鱗におおわれる。雄は背鰭第3棘がのびて、胸鰭に暗赤色の斑紋がある。色彩や斑紋に地理的変異がある。また、求愛、産卵、示威、威嚇などの状況により斑紋や色彩を変える。
○雌性先熟型の性転換を行う。雄への性転換様式が変わっており、簡単にいうと雌が3尾以上いる群れで、雄が消えるとその消えた数だけ雄に性転換する。つまり雌が3尾以上いなければ性転換は行われないし、その群れの大きさにより、雄の数は決まっており、その雄の数以上の性転換は行われない。性転換は、群れ社会が引き起こすようだ。
○南日本ではどこの海でもよく見られ、岩礁域や珊瑚礁域の浅いところに群れて住み、一番見やすいハナダイである。

キンギョハナダイ(♂)+寄生虫  12cm  -15m
2014/05/25  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS 7D 100mm

キンギョハナダイが頭に髪飾りをつけててオシャレだな〜と思ったら、寄生虫でした。たまにこのフサフサの寄生虫付けているお魚を見かけます。

キンギョハナダイ(yg)  1.5cm  -6m
2010/08/22  西伊豆 大瀬崎 先端
Canon EOS KissDigitalN 60mm

キンギョの超おチビちゃん達が沢山出てきました。サイズは2cm弱といったところで、まだ骨が透けて見えるぐらいです。顔にもうっすら赤い点があります。ステージごとに見比べると楽しいです。

キンギョハナダイ(♂婚姻色)  10cm  -6m
2010/06/05  西伊豆 大瀬崎 柵下
Canon EOS KissDigitalN 60mm

春先で水温も上がってきて、お魚が活発になってきました。この季節は求愛のシーンも良く見られ、定番のキンギョハナダイ♂も♀にばんばんアピールしてました。まず、ちょっと上に上昇して、下の♀に目掛けて急降下。この時、頭の辺りが真っ白になります。普段と劇的に変わるわけではないですが、見てるとコロコロ色が変わるのがわかります。

キンギョハナダイ(♂)  10cm  -6m
2010/06/05  西伊豆 大瀬崎 先端
Canon EOS KissDigitalN 60mm

伊豆であればどこの海でも普通に見れるハナダイの代表選手。しかも群れていることが多く、透明度が良いととても華やかで、初心者うけの良いお魚です。
普段いつも見ているので狙って写真を撮ることはなかったりするのですが、じっくり見ればとても綺麗な魚であり、ワイドでもマクロでも撮影の練習にはもってこいです。浅場にいるので、青抜きで撮れると絵になりそうです。

キンギョハナダイ(yg)  4cm  -14m
2010/05/02  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS KissDigitalN 100mm

ちょっと前からアオキンの愛称で騒がれてたキンギョハナダイの青い個体が見れました。他の橙のハナダイ達と一緒に群れていて、あまり寄りすぎると同じ巣穴に隠れてしまう、可愛い奴です。遠目から見ると青というか紫色なんですが、寄ってみてみると結構汚い斑で、角度によって白っぽくも見えます。何でこの子だけこんな色になってしまったんでしょうね?

キンギョハナダイ(♀夜間色)  10cm  -10m
2010/03/19  慶良間諸島 アダン前
Canon EOS KissDigitalN 100mm

ナイトダイブ中、夜のお魚を観察していたら、珊瑚の隙間に隠れてたキンギョハナダイを発見。普段見慣れてる昼間のとはだいぶ雰囲気が異なり、綺麗にまだら模様になってました。伊豆でも定番のお魚ですが、こんな色に染まっているのは見たことがなくて、ちょっと衝撃でした。

キンギョハナダイ(捕食)  5cm  -10m
2009/11/21  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS KissDigitalN 100mm

久々の大島で深場のハナダイをわんさか見て大満足での帰り道、ななな何とキンギョハナダイがアカエソに捕食されてる瞬間に遭遇しました。キンギョもまだ生きていて、口パクパクさせてて、残酷シーンでした。サメに食べられたら、彼の気分がわかるんでしょうね・・・。

キンギョハナダイ(yg)  2.5cm  -10m
2007/10/19  高知県 柏島 勤崎
Canon EOS KissDigitalN 100mm

普通ならスルーしてしまう被写体ですが、ちょうど根の下の綺麗なイソギンチャクにクマノミに混じって、小さな小さなキンギョのygが1匹だけ混じっていました。特に女性陣に大人気の被写体で、みんな張り付いて撮影していました。目の周りが青くて、とても可愛い奴ですね。

キンギョハナダイ(♀)  8cm  -10m
2006/01/29  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

キンギョハナダイは群れていることが多く、地味なほうの雌は単体でカメラを向けることが少なかったりします。地味と言っても雄に比べるとであって、単体で見れば綺麗な橙色で意外と綺麗。数が少なければ、もっと人気が出そうです。
同属のナガハナダイ(♀)によく似ていますが、腹鰭が短いことや、体側の黄色の小斑点が連ならないことで区別が出来ます。

キンギョハナダイ(yg)  3cm  -10m
2004/06/12  伊豆大島 秋の浜
Canon Power Shot S45

キンギョハナダイはいつも群れていることが多く、よくおチビちゃんも見かけるのですが、小さい頃は泳ぐのが苦手なのか、外敵から身を守っているのか岩陰に隠れていることが多く、写真を撮ろうと近づくとさらに奥深くヘ隠れてしまうのだ。コンデジには難しい被写体ですが、かなり粘って撮りました。目の周りのブルーのアイシャドウが特徴的ですね。



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