ヌノサラシ
管理No
ac001-039
和名
ヌノサラシ
学名
Grammistes sexlineatus
分類
条鰭綱/スズキ目/ハタ科/ヌノサラシ属
大きさ
全長25cm
分布
南日本。インド・太平洋域。
生息域
沿岸の岩礁域や珊瑚礁域の浅所
解説
○茶褐色の体色に淡色の縦帯が多数走る。幼魚の時は、体側に黄色縦線が3本走り、背鰭の棘部は赤橙色だ。
○体表の粘液中にグラミスチンという毒を持つ。この毒をもつグループは英語ではソープフィッシュ、石鹸魚といい、多量の粘液を分泌して海水を石鹸のように泡立たせる。この毒は強い界面活性作用を持ち、溶血性、魚毒性、抗菌活性をしめす単純ペプチドの蛋白毒だ。け簀や水槽に入れると、他の小魚が死んだりはするが、人に害がおよぶほど強い毒ではない。

ヌノサラシ(yg)  3cm  -10m
2012/11/03  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS 7D 100mm

穴の中に住んでいるヌノサラシのチビちゃんです。小さいとはいえ、成魚とあんま変わらないお姿です。背鰭の赤と、鼻の青がチャームポイント。

ヌノサラシ(yg)  12cm  -10m
2012/10/20  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS 7D 100mm

今年はヌノサラシがやたら多く、チビから大きいのまで、あちこちで見られました。これは若魚くらいのサイズなんでしょうけど、大島でここまで育ったの見たのは初めてでした。

ヌノサラシ(yg)  4cm  -10m
2011/05/20  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS 7D 100mm

体が傷ついたヌノサラシの幼魚が見れました。かなり弱っているようで、岩に寄りかかるようにしてて、たまにふらふら泳いでいました。何とか成長して生き延びて欲しいものです。

ヌノサラシ  15cm  -15m
2007/04/29  八丈島 ナズマド
Canon EOS KissDigitalN 60mm

黒っぽい体に黄色い縦帯が入っているのでとても目立ち、熱帯では普通に見られます。伊豆でも見られるようですが、稀のようです。今まで気づきませんでしたが、青っ鼻なんですね。



2002/01/11
沖縄本島

2003/10/19
伊豆大島

2007/04/29
八丈島

2011/04/30
八丈島

2011/05/20
伊豆大島

2011/12/29
伊豆大島

2012/07/21
伊豆大島

2012/07/21
伊豆大島

2012/10/20
伊豆大島

2012/10/20
伊豆大島

2012/11/03
伊豆大島

2012/11/03
伊豆大島

2012/12/08
伊豆大島

2013/01/13
伊豆大島

2013/01/13
伊豆大島

2013/09/12
伊豆大島

2013/11/30
伊豆大島

2013/12/07
伊豆大島
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