イトヒキコハクハナダイ
管理No
ac001-040
和名
イトヒキコハクハナダイ
学名
Pseudanthias rubrolineatus
分類
条鰭綱/スズキ目/ハタ科/ナガハナダイ属
大きさ
全長12cm
分布
西部太平洋
生息域
水深50m以深の岩礁域
解説
○体側のやや後方に白い縁取りのある赤色縦帯が走る。尾鰭の上下葉は糸状にのびる。
○スジハナダイに良く似るが赤色縦帯の入り方で区別が可能。
○2010/8/20に和名がつきました

イトヒキコハクハナダイ(♂)  15cm  -50m
2010/05/04  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS KissDigitalN 100mm

前回♀が2個体居る場所がわかり、その側に♂がいるとのことだったので、探しに行きました。目的地周辺について暫く探すと、見つかりました。ぶっちゃけ筋がくっきりしてる♀のほうが目立ちますね。サイズが大きくて、ラインも目立たないので、ぼーっと見てるとナガハナダイと見間違いますね。

イトヒキコハクハナダイ(♀)  13cm  -50m
2010/05/04  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS KissDigitalN 100mm

大島にはスジチガイが居着いているのですが、ちょっと深い場所に居るので今まで会ったことありませんでした。場所を聞いてセルフで行ってみたら、大きな♀の個体が2匹すぐに見つかりました。結構臆病で光当てると巣穴に逃げ込まれましたが、暫く待ってたらまた出てきてくれました。今回は♀しか見れませんでしたが、もっと大きな♂も側で泳いでるらしいので、次回は♂狙いで行ってみます。

イトヒキコハクハナダイ  5cm  -30m
2006/06/11  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

スジハナダイに良く似ていますが赤色縦帯が明らかに異なり、図鑑にもまだ載っていません。てっきりスジハナの群に1匹だけ混じっているのを想像していたのだが、こいつ1匹だけがポツンといて、スジハナの住む環境とも違うような場所で、明らかに別種のようです。伊豆大島でも同種の目撃例が有ることですし、いつか図鑑に載る日も来るでしょう。



2006/06/11
大瀬崎

2006/06/11
大瀬崎

2006/06/11
大瀬崎

2010/05/04
伊豆大島

2010/05/04
伊豆大島

2010/05/04
伊豆大島

2010/06/13
伊豆大島

2010/06/13
伊豆大島

2010/06/26
大瀬崎

2010/06/26
大瀬崎

2010/07/31
大瀬崎

2013/07/20
伊豆大島

2014/03/23
大瀬崎
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