カクレクマノミ
管理No
ac003-006
和名
カクレクマノミ
学名
Amphiprion ocellaris
分類
条鰭綱/スズキ目/スズメダイ科/クマノミ属
大きさ
全長9cm
分布
奄美大島以南。〜西部太平洋。
生息域
浅海のハタゴイソギンチャクに好んで共生
解説
○各鰭の縁辺付近は黒く縁取られる。橙色の体色で3本の白色横帯があるが、中央の白色体は前方に突出する。
○イースタンクラウンに似ているが、本種は白帯に極細の黒い縁取りがあるのに対し、イースタンクラウンは黒い縁取りが太い。また黒い縁取りが体側に広がっている個体もいる。
○浅海のハタゴイソギンチャクに好んで共生する。
○他のクマノミ類と同様に雄性先熟型の雌雄同体魚である。
○繁殖期は夏で、棲んでいるイソギンチャクの根元の岩の上に黄色い卵を産み付ける。一般にクマノミ類は雄の方が熱心に卵の世話をするようである。雄は産み付けられた卵に口を近づけ、卵の掃除をしたり、死卵を取り除いたりすると考えられている。この行動は「マウシング」と呼んでいる。雄が卵の世話をしている間に、雌はたくさんの餌を食べ、更に大きくなり繁殖能力を高めるのである。
○美しい斑紋と体色で、動作が愛らしいために観賞魚として人気があり、アニメ映画「ファインディング・ニモ」の主人公にもなって、世界中のアイドルになったが、その人気による乱獲が世界中で問題にもなっている。実のところ、オーストラリアにカクレクマノミは居ない為、ニモはではなくイースタンクラウンと言う話もある。

カクレクマノミ(yg)  2.5cm  -5m
2012/12/23  石垣島 ピラミッドロック
Canon EOS 7D 100mm

浅瀬のイソギンチャクにカクレクマノミの父母子が住み着いてました。この子は子供で一番警戒心が強く、あんま出てきてくれないのだが、たまにこんな感じで完全露出します。ここぞとばかりに撮影です。

カクレクマノミ(yg)  2cm  -20m
2006/07/31  沖縄本島 瀬良垣アウトリーフ
Canon EOS KissDigitalN 60mm

クマノミ系は小さい頃はかなりの数をなしてイソギンチャクに隠れ住んでいるというイメージなのですが、こいつはドロップオフの岩場に生えた小さなイソギンチャクに1匹だけ居着いていました。サイズは2cmくらいの何とも可愛いサイズで、とってもフォトジェニックだったりするのだが、このまま成長していけるのかがとっても気がかりだったりします。

カクレクマノミ  8cm  -8m
2004/07/26  西表島 バラス西
Canon Power Shot S45

減圧停止に入る直前の浅場で見つけた獲物。名前の通り臆病者ですぐにイソギンチャクに入っちゃって撮りづらい獲物なんですが、何故か全く隠れる気配も無くのんびりと撮れました。ほんのちょい白飛びしてるが、向き合った良いポーズで撮れました。



2002/01/12
沖縄本島

2002/09/25
マブール島

2004/07/26
西表島

2004/07/30
石垣島

2005/05/02
セブ島 バリカサグ

2006/07/31
沖縄本島

2006/08/01
沖縄本島

2008/07/29
石垣島

2008/11/01
西表島

2010/03/21
慶良間諸島

2010/03/21
慶良間諸島

2011/09/25
セブ島 マクタン

2011/09/25
セブ島 マクタン

2011/09/29
セブ島 マクタン

2011/09/29
セブ島 マクタン

2011/09/29
セブ島 マクタン

2012/12/23
石垣島

2012/12/23
石垣島

2012/12/23
石垣島

2013/06/25
石垣島

2013/06/25
石垣島

2013/06/25
石垣島
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