クロイシモチ
管理No
ac004-016
和名
クロイシモチ
学名
Apogon niger
分類
条鰭綱/スズキ目/テンジクダイ科/テンジクダイ属
大きさ
体長10cm
分布
神奈川県・長崎県以南。台湾、南シナ海。
生息域
内湾の転石の多い砂泥底
解説
○全体に黒っぽく体側は横帯があったりなかったりする。背鰭、腹鰭、臀鰭は黒く、尾鰭は透明。
○本種は群れずに単独生活をする。そして産卵の時にはペアになる。産卵期は夏、昼の12時から夕方までにペアになる。求愛の時、雄は4本の横帯が浮かびあがり、雌は全身が白っぽくなる。互いに体を震わせすり寄ることを繰り返す。数日、求愛の後、産卵をする。テンジクダイ科は雄が口内保育をするので有名だが、クロイシモチもそうである。

クロイシモチ(yg)  4cm  -22m
2010/11/28  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalX2 100mm

空き缶の中に入ってたクロイシモチは全然外に出てきてくれなかったので、周りを探索してると、流木の下に同じくらいのサイズの黄色の個体を発見。何度か見てはいるのだが、まともに撮れたのは初めてかもしれない。

クロイシモチ(+ミジンベニハゼ)  4cm  -22m
2010/11/28  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalX2 100mm

ぼろぼろの空き缶にミジンベニハゼのペアとクロイシモチが仲良く同居してました。ミジンはかなり外に出てくれましたが、クロイシモチは全然出てくる気配もない引きこもり君でした。誰かにいじめられたのかな?

クロイシモチ  10cm  -10m
2003/08/24  西伊豆 安良里 黄金崎ビーチ
Canon Power Shot S40

伊豆の砂地でたまに見ることができる種で、他のテンジクダイ系は良く似ているのが多いのだが、これだけは全く違う形で同じ属なのか疑ってしまう。タイヤキみたいな形をしていて、黒っぽいのが多く、たまーに黄色いのもいる。



2003/08/24
安良里

2004/08/28
安良里

2010/11/28
大瀬崎

2010/11/28
大瀬崎

2010/11/28
大瀬崎

2010/11/28
大瀬崎

2011/01/23
大瀬崎

2011/01/23
大瀬崎
inserted by FC2 system