アデヤッコ
管理No
ac007-002
和名
アデヤッコ
学名
Pomacanthus xanthometopon
分類
条鰭綱/スズキ目/キンチャクダイ科/サザナミヤッコ属
大きさ
全長40cm
分布
慶良間諸島〜インド・西太平洋。
生息域
主に水深数m〜30m前後のサンゴ礁域。
解説
○頬部が青く色づくことから、ブルーフェイスの名前で親しまれている。
○サザナミヤッコ属の種では幼魚から成魚へと成長するにつれて、体色斑紋が著しく変化するものが多い。アデヤッコの幼魚は同属の他種と同様に、紺地に白い縞模様が入るが、縞模様が直線状で尾鰭と顔が黄色いので他種とは区別できる。
○体色の美しいキンチャクダイ科の中でも一段と艶やかなのでアデヤッコとされる。
○主に単独で生活するが、ときにペアで見られる事がある。一般にはハーレムを作ると考えられている。縄張り意識が強く、大きな威嚇音を発する事がある。
○食性は雑食性で、カイメンやホヤなどの付着生物や、藻類、サンゴのポリプまでも食べる。
○太平洋に生息している個体とインド洋に生息している個体には色彩差があり、インド洋の方が顔面部、腹部の黄色の部分がオレンジ色にる。日本では稀。

アデヤッコ  30cm  -15m
2002/09/23  ボルネオ シパダン島 Barracuda Point
Canon Power Shot S40

ヤッコ系はチョウチョウウオ系と並んで南国チックなお魚の代表で、綺麗で大きくて見栄えがとても良いのが多いです。このアデヤッコも黄色に青がとても美しく、艶やかの名前をもらっています。コンパクト機でも簡単に撮れて、練習にはもってこいです。ここシパダンでは普通種ですが、日本では稀のようです。



2002/09/23
シパダン島

2004/07/26
西表島

2011/12/07
バリ島

 

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