ナンヨウツバメウオ
管理No
ac017-004
和名
ナンヨウツバメウオ
学名
Platax orbicularis
分類
条鰭綱/スズキ目/マンジュウダイ科/ツバメウオ属
大きさ
全長45cm
分布
岩手県・富山湾以南,インド洋〜中・西部太平洋。幼魚は南日本では珍しくないが、成魚は多分琉球列島だけ。
生息域
幼魚は汽水域にも入り込む。成魚は礁斜面の中層部。
解説
○体は著しく側扁し、体型は丸く体色は銀色。眼を通る暗色横帯があり、その後ろに不明瞭な胸鰭基部を通る暗色横帯がある。腹鰭全域と、背鰭軟条部、臀鰭軟条部、尾鰭の外縁は黒い。吻の外縁は、ややへこむ。
○幼魚は背鰭と臀鰭が高く、黄色もしくは赤褐色の体色で青色小斑点がちらばる。
○幼魚は陸上から流れ込む枯れ葉にそっくりで、枯れ葉に擬態しながら漂流移動をする。

ナンヨウツバメウオ  18cm  -1m
2010/12/16  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS 7D 100mm

秋頃に流れてきたナンツバがだいぶ大きくなっていました。しかも3兄弟で寄り添って泳いでいました。これからどんどん水温が下がって辛い季節に突入ですが、何とか越冬してもらいたいものです。

ナンヨウツバメウオ  15cm  -4m
2009/01/04  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

大瀬の湾内でこんな冬なのにナンヨウツバメウオの幼魚がいると聞いて、てっきり茶色い幼魚がいるのかと思ってたら、けっこう大きくなった若魚くらいの個体が見られました。浅場でゆったりと泳いでいましたが、体はかなり傷ついて弱ってました。この低い水温だし、いつまで耐えられるか心配ですね。

ナンヨウツバメウオ(yg)  10cm  -0.5m
2008/11/02  西表島 上原港
Canon EOS KissDigitalN 100mm

西表ダイビング最終日に港に戻ってくると、ブイに小さなナンツバが付いていました。さすがにエントリーするわけにはいかなかったので、地上から撮影してみました。枯れ葉のようにゆらゆら漂ってて、上から見てても真横になった姿も見え、結構綺麗に撮れました。近くにさらに半分サイズの幼魚も見つけたのですが、ゆらゆら揺られてどっか行ってしまいました。残念。



2006/09/17
井田

2008/11/02
西表島

2008/11/02
西表島

2009/01/04
大瀬崎

2010/08/21
大瀬崎

2010/08/21
大瀬崎

2010/09/12
大瀬崎

2010/12/26
大瀬崎

2010/12/26
大瀬崎

 

inserted by FC2 system