クログチニザ
管理No
ac019-014
和名
クログチニザ
学名
Acanthurus pyroferus
分類
条鰭綱/スズキ目/ニザダイ科/クロハギ属
大きさ
全長25cm
分布
和歌山県以南、八丈島、小笠原。〜インド・太平洋域。
生息域
岩礁域、珊瑚礁域。
解説
○鰓蓋部に暗色域があり、鰓孔の上から胸鰭基部後方に走る1橙色斑がある。吻はやや長い。
○幼魚は全身が黄色い体色、前部が青灰色で後部が暗色、鰓蓋部や眼の周囲が青色などのパターンがある。キンチャクダイ科のコガネヤッコ、ヘラルドコガネヤッコ、ナメラヤッコなどと、よく似ていて、これは一種の擬態だと考えられている。

クログチニザ(yg)  7cm  -12m
2007/07/28  奄美大島 倉崎ビーチ
Canon EOS KissDigitalN 100mm

実に久々に見た気がするクログチニザの若魚くらいの個体です。きっと南国では成魚はいっぱい見ているのだと思うのですが、あまり大きくなってしまうと可愛げがなく眼中になくなってしまうので、見てても記憶に残っていません。
小さい頃はこのようにほぼまっ黄色で、若干個体差が出るようですね。尾鰭を縁どるブルーのラインが鮮やかで、とても美しいです。

クログチニザ(yg)  5cm  -25m
2004/11/04  東伊豆 海洋公園 2の根
Canon Power Shot S45

成魚は熱帯で見ることができますが、このくらいの幼魚はたまに伊豆に出没するようです。まっ黄色な体にフットボールのような形をしていてとても目立ちます。ヤッコ系に擬態しているらしいのだけど、すんげー目立つだけなんですけど。

クログチニザ  20cm  -10m
2004/07/31  石垣島 大崎ハナゴイリーフ
Canon Power Shot S45

幼魚の頃はまっ黄色で綺麗なんですが、ここまで成長してしまうと黒くて可愛げが全く有りません。カメラを向ける人も少ないでしょうね。



2004/07/31
石垣島

2004/11/04
海洋公園

2007/07/28
奄美大島

 

inserted by FC2 system