クサフグ
管理No
ac027-005
和名
クサフグ
学名
Takifugu niphobles
分類
条鰭綱/フグ目/フグ科/トラフグ属
大きさ
全長25cm
分布
青森県〜沖縄、東シナ海。朝鮮半島南部。
生息域
水深50m以浅。内湾の岩礁域,砂礫底,藻場。汽水域を好む。
解説
○体背方は暗緑色で多数の白色点が散在する。胸鰭後方の体側に大きな黒色斑があり、白い縁取りはない。腹方は白色。
○胸鰭上方に黒色斑があって、背に白斑がちらばる、ふぐ類は多く、見分けが難しい。特にコモンフグ、ナシフグ、そしてマフグの幼魚などと、よく似ている。背にちらばる小白点が小さくて丸く、全体に見て複雑な模様を描いていなければクサフグ。また、その小白点が眼の下にはないというのも特徴。
○ふぐ類には珍しく汽水域を好み、川の中にも侵入する。
○初夏、大潮の時、砂利浜に集団で集まって浜にあがってきて、跳ね回りながら放精放卵する特異な産卵行動が知られている。
○テトロドトキシン(ふぐ毒)あり。卵巣・肝臓・腸は猛毒、皮膚は強毒、筋肉と精巣は弱毒。

クサフグ(yg)  2cm  -5m
2009/09/02  千葉県 明鐘岬 兜岩
Canon EOS KissDigitalN 60mm

ナイトダイブ中にとっても小さなクサフグが数匹見れました。大きいのは何度も見た事ありますが、こんな小さなのは初でした。昼には一個体も見れなかったのに、いったいどこに隠れているのでしょうね?

クサフグ  12cm  -1m
2005/08/28  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon Power Shot S45

どこの海にでも居るようなのですが、汽水域の浅瀬が好みのようです。大瀬崎の湾内の超浅場の玉砂利の辺りにはそりゃあ沢山群れて泳いでいるのが見られます。いっぱいいるけど、あまりカメラを向けることはないお魚ではないでしょうか。もんのすごい数が集まって産卵するそうですが、まだ見たことは無いです。



2005/08/28
大瀬崎

2006/11/05
志津川湾

2008/07/18
川奈

2008/08/09
伊豆海洋公園

2009/01/10
大瀬崎

2009/09/22
明鐘

2009/09/22
明鐘

2010/10/11
大瀬崎

 

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