ハリセンボン
管理No
ac028-001
和名
ハリセンボン
学名
Diodon holocanthus
分類
条鰭綱/フグ目/ハリセンボン科/ハリセンボン属
大きさ
全長30cm
分布
津軽海峡以南の日本海沿岸、相模湾以南の太平洋岸。世界中の熱帯、温帯域。
生息域
水深40m以浅。サンゴ礁、砂地、礫底、岩礁域。
解説
○体に可動性の長い棘が多数ある。体背方は淡褐色、腹方は白色。体に多数の小黒点がある。眼を横切る褐色横帯、鰓孔直前部の背方に1褐色横帯がある。胸鰭上方に褐色斑紋、背鰭直前にも褐色斑紋があり、背鰭起部は褐色。鰭に黒点はない。
○敵に襲われそうになると胃に大量に水を飲み込んで体を膨らませ、棘を立てる。
○針千本という名前だが、体の棘は、約400本程度。
○フグ目フグ亜目魚類ではあるが、毒はなく、沖縄では味噌で仕立てたアバサー汁が有名。
○ときに、対馬暖流に運ばれた若魚の大群が日本海にあらわれることで有名だったが、近年では、太平洋岸でも、どこでも、大量の群れが流れてきて問題化している。

ハリセンボン(クリーニング)  10cm  -6m
2010/11/03  高知県 柏島 後浜No1.5
Canon EOS 7D 100mm

ホンソメがかなり長時間クリーニングしてました。この写真だけ見ると、なんか食いつきそうな勢いですね。

ハリセンボン(クリーニング)  10cm  -6m
2010/11/03  高知県 柏島 後浜No1.5
Canon EOS 7D 100mm

クリーニングされてるハリセンボンを見てたら、ホンソメワケベラが鰓の奥深くまで潜りこんで行きました。こういう時は寄ってもお魚は逃げないので、じっくり撮れました。

ハリセンボン  10cm  -6m
2010/11/03  高知県 柏島 後浜No1.5
Canon EOS 7D 100mm

ハリセンボンがクリーニングられてじっとしててくれました。定番のお魚なんですが、あんまじっくち撮った記憶無かったので、図鑑写真を撮っておきました。

ハリセンボン  10cm  -10m
2004/08/07  東伊豆 赤沢 ビーチ
Canon Power Shot S45

北から南までどこでも見られるお魚で、伊豆でも沖縄でも見れちゃいます。身の危険を感じると見ての通り、海水をたらふく吸い込んで水中機雷のように膨れ上がるのだが、そのぶん泳ぐのが遅くなって簡単にダイバーに捕まってしまうのであった。悪いと思いつつ何度膨らませちゃったことか。



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