ナガレメイタガレイ
管理No
ac031-001
和名
ナガレメイタガレイ
学名
Pleuronichthys sp.
分類
条鰭綱/カレイ目/カレイ科/メイタガレイ属
大きさ
全長30cm
分布
東北地方以南。〜東シナ海南部。
生息域
水深150m以浅の砂泥底
解説
○体は楕円状でメイタガレイに比べ体幅がやや厚い。両眼間隔域は高く、隆起縁を形成する。両眼間隔域の前後には骨性の突起をそなえる。眼は体の右側にあって著しく突出する。鱗は両体側とも円鱗で,側線はほぼ直走する。
○メイタガレイに2種があるといわれ、現在メイタガレイと、ナガレメイタガレイの2種に分けられているが、ナガレメイタガレイの学名は決定できていない。メイタガレイは頭部背縁を走る側線の前方部に分枝がなく、有眼側の小黒斑は不定形になる。ナガレメイタガレイは側線前方部に分枝があり、有眼側には小黒点がちらばる。

ナガレメイタガレイ(yg)  0.8cm  -10m
2010/04/18  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

この季節になるとチビが結構見られるのですが、今回見た奴は1cmにも満たないかなり小さい奴です。真っ白かと思いきや、黄色い斑点が散らばってますね。

ナガレメイタガレイ(yg)  1.5cm  -10m
2006/03/18  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

大瀬の砂地に真っ白で目の大きいナガレメイタガレイのチビちゃんがいました。大きさ約1.5cmの大きさで、レンズ越しでないと特徴もはっきりわからないぐらいのサイズでした。ちょっと珍しいかも。

ナガレメイタガレイ  15cm  -15m
2005/05/21  東伊豆 海洋公園 1.5の根
Canon Power Shot S45

メイタかナガレメイタかの判別は難しく、図鑑では鱗が丸くなる傾向だとナガレメイタだとあり、確かに拡大してみると丸っぽかった。念のため瀬能先生に聞いてみたところ、「鱗の形ですが、色素胞の状態で円く見えたり細長く見えたりするようですが、鱗そのものの形には差がないと思います。従って、色素胞の状態に変異があると、簡単には同定できないと思います。HPを拝見しましたが、感覚的にはすべてナガレのように思います。メイタは内湾的な環境に多いと感じており、大瀬は両方いますが、IOPだとナガレしか見つかっていません。メイタとナガレメイタについては現在京都大学で研究中で、もうすぐ学名も確定する予定です。その研究者にデータベースに登録されている画像をすべて送って同定してもらいましたが、判断のつかないものもけっこうありました。いずれ論文が公表されれば色彩による同定もある程度は可能になると思います。」とのこと。

ナガレメイタガレイ(yg)  4cm  -15m
2004/07/03  東伊豆 八幡野 ビーチ
Canon Power Shot S45

大きな眼に菱形の体と独特な風貌で、一目でわかるナガレメイタガレイの幼魚です。ガイドさんはメイタガレイと言っていたのですが、気になって瀬能先生に聞いてみたところ「おそらくナガレメイタです。メイタよりも目の移動が完了するサイズが小さいとされていますので。稚魚は色彩に大きな差があるのですが、生きているときはその特徴がはっきりしないことが多く、水中写真での同定はやはり難しいです。今回のようにサイズが小さく、目の移動が完了していれば同定できると現時点では考えています。ちなみにダイビングポイントで多いのはナガレメイタです。」とのことでした。
いやいや判別って難しいですね。



2004/07/03
八幡野

2005/05/21
伊豆海洋公園

2006/03/18
大瀬崎

2008/12/29
伊豆大島

2008/12/29
伊豆大島

2009/04/18
大瀬崎

2009/04/18
大瀬崎

2009/05/29
江富海岸

2010/06/25
江富海岸

2010/04/18
大瀬崎

2010/04/18
大瀬崎

2010/04/25
大瀬崎

2011/04/17
大瀬崎

 

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