セトウシノシタ
管理No
ac032-003
和名
セトウシノシタ
学名
Pseudaesopia japonica
分類
条鰭綱/カレイ目/ササウシノシタ科/セトウシノシタ属
大きさ
全長15cm
分布
函館以南、東シナ海。
生息域
水深100m前後の砂泥底。
解説
○ウシノシタ科魚類と間違えやすいが、こういう縞模様のはっきりした一群は、ササウシノシタ科になる。ウシノシタ科の眼は体の左側にあるが、ササウシノシタ科の眼は体の右側になる。
○縞模様のあるササウシノシタ科ではシマウシノシタなどが有名だが、これらは背鰭、尾鰭、臀鰭がつながって連続している。尾鰭が独立しているのは、セトウシノシタと、サザナミウシノシタだ。セトウシノシタの前鼻孔の鼻管は下眼の前縁を超えるが、サザナミウシノシタは前鼻孔の鼻管が長く下眼の中央を超える。また横帯はセトウシノシタは背鰭から臀鰭までつながるが、サザナミウシノシタは途切れる。またサザナミウシノシタはトカラ列島以南にすむ。
○黒褐色の横帯は9〜14本あるが、大きくなると不明瞭になる。

セトウシノシタ  15cm  -10m
2006/01/28  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

体が縞々で縁側は黄色と青色という風貌で、この手の砂地に同化するお魚にしてはかなり派手です。今回見るのが初めてで、じっくり観察しちゃいました。



2006/01/28
大瀬崎

2010/06/25
江富海岸

 

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