ミナミコブヌメリ
管理No
ac035-002
和名
ミナミコブヌメリ
学名
Diplogrammus goramensis
分類
条鰭綱/スズキ目/ネズッポ科/コブヌメリ属
大きさ
全長6cm
分布
八重山諸島。〜西部太平洋。
生息域
水深10数mまでのサンゴ礁内の砂底。
解説
○幼魚の体色は体側面および背側は一様に白色である。成魚は体側面および背側にある明褐色斑紋が明瞭となる。
○雄の第一背鰭第一棘は特に長く、糸状である。鰭膜は明色で、3-4本の明瞭な褐色曲線がある。胸鰭基部に一黒色域はない。第二背鰭には褐色水平線または斑紋がある。尻鰭は棘条先端部の白色域をのぞき黒色。
○雌では、第一背鰭第一棘に褐色斑、第一から第二鰭膜に褐色斑紋がある。胸鰭基部に一黒色域はない。第二背鰭は鰭膜は透明であるが棘条に暗色斑がある。尻鰭の鰭膜は透明。
○コブヌメリと比べると、成熟個体で体長はより小さい。
○コブヌメリは伊豆〜沖縄島に多く。ミナミコブヌメリは八重山に多く、沖縄島には少ない。

ミナミコブヌメリ(yg)  2cm  -1m
2006/08/01  沖縄本島 アポガマ前
Canon EOS KissDigitalN 100mm

ただでさえ地味で区別が難しいのに、幼魚となるとさらに情報が少なかったりするんですが、成魚がすぐ近くに居たし、目のラインも非常に似ていることからミナミコブヌメリの幼魚だと思われます。体がまだ透けていて、まわりに同化してしまうので、一度見失うと見つけるのは非常に困難です。

ミナミコブヌメリ  5cm  -1m
2006/08/01  沖縄本島 アポガマ前
Canon EOS KissDigitalN 100mm

コブヌメリに良く似たお魚ですが、図鑑を見る限りではミナミコブヌメリっぽいです。沖縄には少ないらしいですが・・・。非常に地味なんで区別が難しいです。



2006/08/01
沖縄本島

2006/08/01
沖縄本島

 

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