ダイナンギンポ
管理No
ac041-001
和名
ダイナンギンポ
学名
Dictyosoma burgeri
分類
条鰭綱/スズキ目/タウエガジ科/ダイナンギンポ属
大きさ
全長30cm
分布
日本各地。朝鮮半島南部、遼東半島。
生息域
岩礁域の潮間帯。
解説
○ふつう魚の側線は頭部から尾部へ縦に走るのだが、本種は背から腹にかけて何本もの側線が横に走って、それらが背側と腹側で縦に走る側線とつながり、網目状の形になる。
○ベニツケギンポに似るが、これは小型種で鰓蓋上端部に朱斑があることで区別ができる。
○ダイナンギンポには2型あって、それぞれ別種にされる可能性がある。
○雄が卵塊に体を巻きつけて保護する。

ダイナンギンポ(yg)  2cm  -3m
2009/03/01  西伊豆 大瀬崎 先端
Canon EOS KissDigitalN 60mm

先端の浅場でウミウシ探索中、楊枝の半分くらいの長さの謎の奴を発見。ゲンゲ科のどれかかと思ったのだが詳細不明につき、瀬能先生に尋ねてみたところ「ご指摘のタウエガジ科で、ダイナンギンポに同定されます。近似種のベニツケギンポはこのくらいのサイズの時には真っ白なので区別ができると思います。」と回答を頂きました。やはりこのサイズは珍しいようです。

ダイナンギンポ  15cm  -10m
2006/01/26  葉山 芝崎 砂地〜170度の根
Canon EOS KissDigitalN 60mm

葉山でナイトダイビング中に見慣れないやったら長いお魚を発見。最初見たときは海草にからんで動かず、お休み中だった模様です。図鑑を見てもよくわからんのですが、たぶんダイナンギンポです。



2006/01/26
葉山

2009/03/01
大瀬崎

2009/03/01
大瀬崎

 

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