オビアナハゼ
管理No
ac065-003
和名
オビアナハゼ
学名
Pseudoblennius zonostigma
分類
条鰭綱/カサゴ目/カジカ科/アナハゼ属
大きさ
全長15cm
分布
南日本。
生息域
沿岸の岩礁地帯。
解説
○第1背鰭の前端と後端に黒斑があるのが特徴、ずんぐりしているが、やや側扁する。体高が高い。吻はややとがる。鼻棘は無く、眼上部に扁平な小皮弁がある。尾鰭後縁は湾入しない。体表はなめらかで腋部にも鱗はない。体側に数本の暗褐色横帯があり、胸鰭基底に三角形の暗色斑がある。雄は成熟すると第1背鰭前端の2〜3本の背鰭棘が糸状にのびる。
○肉食性で、雄は大きな生殖突起をもち、体内配偶子会合型のカジカ類だと考えられている。

オビアナハゼ(yg)  4cm  -10m
2006/05/05  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

春先になると海中にはマメダワラがにょきにょき生えてきて、その中にチビ達が身を隠しているのが良く見つかります。オビアナハゼの幼魚も沢山見られ、この位のサイズまではとっても可愛くてフォトジェニックです。

オビアナハゼ(yg)  8cm  -10m
2006/06/11  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon Power Shot S45

超のつく普通種ですが、これくらいのチビだと少し撮影意欲がわきます。空缶の上でじっと獲物を待っているような感じでした。チビでも立派なハンターです。

オビアナハゼ  15cm  -10m
2004/06/11  伊豆大島 秋の浜
Canon Power Shot S45

伊豆では通年を通してみることができる普通種。岩礁の上をのそのそと動いているのを良く見かけることができます。他のアナハゼ属に良く似ていますが、第1背鰭の前後端の黒斑が目印で、慣れると比較的判別しやすい方です。



2004/06/11
伊豆大島

2004/06/19
八幡野

2005/01/08
川奈

2005/10/02
伊豆大島

2006/06/11
大瀬崎

2006/07/08
伊豆大島

2006/09/17
井田

2007/02/03
大瀬崎
なかなか迫力のあるオビアナハゼ?

2007/12/21
川奈

2008/06/07
川奈

2009/05/03
大瀬崎

2009/05/03
大瀬崎

2009/05/03
大瀬崎
夜は白くなるのか??オビアナハゼ??

2009/05/04
浮島

2009/05/05
大瀬崎

2010/04/25
大瀬崎

2013/05/26
伊豆大島

2013/05/26
伊豆大島

2014/07/20
大瀬崎

 

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