マルアジ
管理No
ac082-012
和名
マルアジ
学名
Decapterus maruadsi
分類
条鰭綱/スズキ目/アジ科/ムロアジ属
大きさ
全長30cm
分布
南日本、東シナ海。
生息域
内湾などの沿岸域から、やや沖合。
解説
○マルアジはマアジとよく比較されるが、同じアジ科でもマアジはマアジ属、マルアジはムロアジ属になる。ムロアジ属とマアジ属のいちばんの違いは、ムロアジ属には背鰭、臀鰭と尾鰭の間に1対の小離鰭と呼ばれる小さな鰭があることだ。マアジ属にはない。
○マルアジは名の通り体の断面が丸く、稜鱗は側線後部の直走部にだけある。マアジは体の断面は平たく、稜鱗は側線の全体にわたって発達する。側線のカーブは、マアジが深く、マルアジが浅い傾向がある。

マルアジ(yg)  2cm  -10m
2007/03/24  八丈島 ナズマド
Canon EOS KissDigitalN 60mm

浅場でアカクラゲが漂っていたので寄って見てみると、中にはマルアジのチビちゃんが沢山入っていました。かなり撮影は困難でしたが、何とか数枚撮影に成功しました。丸っこい背鰭の形から見ると、ハナビラウオのygかなーと思っていたのですが、調べてもらったところマルアジのygだそうです。
以下、地球博物館の瀬能宏先生のコメント
「マルアジの稚魚と思われます。マルアジの稚魚がクラゲに付くことはかなり以前に本格的な研究報告があります。他のムロアジ属の稚魚が付くかどうかはわかりません。」



2007/03/24
八丈島

2007/03/24
八丈島

2007/03/24
八丈島

2012/07/28
伊豆海洋公園

2012/07/28
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