オニゴチ
管理No
ac091-004
和名
オニゴチ
学名
Onigocia spinosa
分類
条鰭綱/カサゴ目/コチ科/アネサゴチ属
大きさ
全長15cm
分布
南日本、東シナ海。
生息域
水深50〜100mの砂泥底。
解説
○体に4本の暗色帯がある。眼径は大きく、吻は短くて眼径と同長くらい。腹鰭の中央部は黒くなり、先が黄色っぽい。鱗は大きくて剥がれにくく、側線鱗前方の8〜11枚には強い1棘がある。虹彩皮膜の上片は樹枝状になっており下片は2峰型。近似のセレベスゴチは1峰型。眼上に顕著な皮弁がある。

オニゴチ(yg)  1.5cm  -3m
2012/07/16  東伊豆 伊豆海洋公園 送り出し
Canon EOS 7D 100mm

送り出しの砂地を探索中に白黒のチビのオニゴチを発見。定番のお魚ですが、こんな小さいのを見たのは初めてでした。このサイズで、この柄だと完全に砂地に同化してしまうので、見つけるのは難しいですが、きっと沢山居るんでしょうね。

オニゴチ(yg)  3cm  -10m
2010/06/27  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

ナイトダイブ中にオニゴチのチビちゃんが見れました。光をあてても逃げる気配もなく、たぶんお休み中の模様。瞳はエメラルドグリーンで綺麗なんですが、まあ普通はあんまり見向きもされないお魚でしょうね。

オニゴチ(yg)  4cm  -10m
2009/07/18  東伊豆 川奈 ビーチ
Canon EOS KissDigitalN 60mm

オニゴチは砂地の定番で半分くらい埋まっているのを良く見かけるのですが、今回はとっても小さい奴が完全に砂地に同化してて、ちょっと目を離すとすぐ目前から消えてしまいます。うまく見つけて、指示棒をしたに入れて、そっと持ち上げた状態で撮影してみました。

オニゴチ  10cm  -10m
2008/06/07  東伊豆 川奈 ビーチ
Canon EOS KissDigitalN 60mm

他のコチと区別が難しいので顔のアップを撮ってみました。見るべきところは幾つかあって、まず眼上にぶっとい皮弁が1本あります。次は虹彩皮膜の上片は樹枝状になっており下片は2峰型です。ここまでくっきり特徴が見えると判別もできますね。

オニゴチ  10cm  -20m
2004/06/06  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon Power Shot S45

他のコチ系と違ってサイズは小さくて10cmくらいです。普段は深いところに住んでいるお魚のようですが、-20mくらいで見れました。こんな小さいサイズなのに何で鬼なんて名前をもらっちゃったんでしょうね?
コチ系は非常に似ているのが多いのですが、オニゴチはサイズが小さいのと、体の4本の暗色帯で区別が可能です。セレベスなんかとも似ていて非常に判別が難しいです。コチを比較してみたかったら、体全体(胸鰭)と瞳のアップを撮っておくと良いです。この写真では腹鰭の特徴が良くわかり、中央部は黒く先が黄色です。



2004/06/06
大瀬崎

2008/06/07
川奈

2008/06/07
川奈

2009/02/28
大瀬崎

2009/02/28
大瀬崎

2009/04/18
大瀬崎

2009/06/21
大瀬崎

2009/07/18
川奈

2009/07/18
川奈

2010/05/29
大瀬崎

2010/06/04
江富海岸

2010/06/19
伊豆大島

2010/06/26
大瀬崎

2011/02/10
須江

2012/07/16
伊豆海洋公園

2012/07/16
伊豆海洋公園

2014/12/23
伊豆大島

 

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