セレベスゴチ
管理No
ac091-009
和名
セレベスゴチ
学名
Thysanophrys celebica
分類
条鰭綱/カサゴ目/コチ科/クロシマゴチ属
大きさ
全長15cm
分布
南日本の太平洋岸、伊豆諸島、琉球列島;インド・西太平洋
生息域
浅海岩礁域の砂底
解説
○虹彩皮膜の上片は短く分岐し、下片は1峰型。眼上に1本の小皮弁がある。ほとんどの個体で頭の付近に淡い紫色域がある。

セレベスゴチ(ペア)  10,12cm  -10m
2010/06/05  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

ナイトダイブで砂地を徘徊中、セレベスゴチがペアで寄り添って寝ていました。見分けはつかないのですが、雄と雌なんでしょうかね?これで幼魚を間に挟んで寝てくれたら、フォトコンもんなんですけどね。

セレベスゴチ(yg)  8cm  -8m
2009/05/03  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

下のセレベスゴチのアップです。目の虹彩皮膜はつるんとしてて、図鑑の特徴はあてはまりませんが、瀬能先生曰く、虹彩皮膜あまり当てにならないとのことです。

セレベスゴチ(yg)  8cm  -8m
2009/05/03  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

ナイトダイビング中に見れたセレベスゴチです。大瀬湾内ではたまにみかけますが、かなり地味な奴であんま写真を撮る人はいないですね。オニゴチと良く似ていますが、腹鰭が斑点なので区別可能です。一応、頭の付近にも淡い紫色域がありますね。

セレベスゴチ(yg)  3.5cm  -5m
2008/10/12  東伊豆 伊豆海洋公園 送り出し
Canon EOS KissDigitalN 100mm

下のセレベスゴチの顔のアップなんですが、眼上に1本の小皮弁があるます。次に問題の眼の虹彩皮膜なんでが上片は短く分岐してます。問題は下片なんですが、これが図鑑の記述と違って2峰型なんですよね。色々と調べてみると瀬能先生のおっしゃる通り、変異があるようで1峰型のは見たことがりません。あとは、頭の付近に淡い紫色域があるし、腹鰭には斑点もあるし間違いないでしょう。

セレベスゴチ(yg)  3.5cm  -5m
2008/10/12  東伊豆 伊豆海洋公園 送り出し
Canon EOS KissDigitalN 100mm

送り出しの浅場でみんながチビのイロカエルアンコウの撮影に夢中になっている頃、とっても小さなセレベスゴチと思われる幼魚を見つけ撮影してました。今まで良く似たオニゴチは見たことあったのですが、セレベスは見たことなくて探していたのだがようやく見つかりました。が、目ののアップを撮ってみると2峰型で、オニゴチかもしれんと思い、瀬能先生に送って聞いてみたところ「セレベスゴチでよいと思います。虹彩皮弁の下片の形態には変異があると思っています。腹鰭の色彩を組み合わせることでセレベス(斑点)とオニ(黒くて黄色い縁取り)は区別可能です。」とのこと。



2005/01/08
川奈

2008/06/07
川奈

2008/10/12
伊豆海洋公園

2008/10/12
伊豆海洋公園

2009/04/18
大瀬崎

2009/05/03
大瀬崎

2009/05/03
大瀬崎

2010/06/05
大瀬崎

2010/06/26
大瀬崎

2011/11/05
獅子浜

2014/11/22
伊豆大島

 

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