ナカハラタナバタウオ
管理No
ac092-003
和名
ナカハラタナバタウオ
学名
Plesiops nakaharae
分類
条鰭綱/スズキ目/タナバタウオ科/タナバタウオ属
大きさ
全長14cm
分布
相模湾以南の南日本。
生息域
沿岸の岩礁域、大型の転石の下を好む。
解説
○外観はタナバタウオに類似する。頭部全体や胸鰭基部付近に多数の白斑が点在する。 繁殖期は夏で、この時期の雄は頭部が黄色い婚姻色になり、岩に産み付けられた卵を守る。

ナカハラタナバタウオ(♂婚姻色)  15cm  -6m
2008/06/29  伊豆大島 秋の浜
Canon EOS KissDigitalN 100mm

秋の浜の浅場をEXIT方面に移動中、黄色っぽい大きな魚が岩陰でうろちょろしてました。目を向けてみると、なんとナカハラタナバタウオの♂が婚姻色出してました。近くには♀もいて、いつもの真っ黒な地味な色で卵を守っているご様子。♂もこれを近くで守っているせいか、いつもみたく暗闇に逃げ込んだりせずに、こっちを警戒しているような感じ。しかもたまに鰭全開で泳いでくれて、普段とは違った黄色っぽい派手なお姿を披露してくれました。

ナカハラタナバタウオ(yg)  4cm  -8m
2007/11/24  東伊豆 伊豆海洋公園 1の根
Canon EOS KissDigitalN 100mm

IOPでは何度も見かけたことのあるナカハラタナバタウオですが、今回の奴はかなり小さ目の幼魚でした。相変わらず臆病で石の裏にすぐ入り込んでしまうので撮影は非常に困難で、一人ではとても撮れません。なんとか石をめくってくれている間に、撮影成功です。成魚をそのまんま小さくした感じなので、小ささが伝わらないのが残念ですね。

ナカハラタナバタウオ  12cm  -15m
2005/08/02  高知県 柏島 後浜No1.5
Canon Power Shot S45

それほど珍しいお魚ではないのですが、タナバタウオ系は暗がりが好きで、穴の奥とかに隠れている上、体がほぼ真っ黒で目立たないのでなかなか目にする機会が少ないお魚だと思います。今回は珍しく穴から出ていて、全身をとらえることができました。真っ黒じゃなくてブルーのラインが入ってることを初めて知りました。



2005/08/02
柏島

2007/08/18
伊豆海洋公園

2007/11/24
伊豆海洋公園

2007/11/24
伊豆海洋公園

2008/06/29
伊豆大島

2008/06/29
伊豆大島

2008/06/29
伊豆大島

2008/06/29
伊豆大島

2008/06/29
伊豆大島

2010/02/07
大瀬崎

 

inserted by FC2 system