キュウセン
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管理No
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ac101-031
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和名
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キュウセン
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学名
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Halichoeres poecilopterus
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分類
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条鰭綱/スズキ目/ベラ科/キュウセン属
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大きさ
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全長34cm
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分布
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沖縄県をのぞく佐渡・函館以南。朝鮮半島、東シナ海。
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生息域
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やや内湾性。岩礁のまわりや転石の多い砂底。<
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解説
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○雄は緑っぽくなり大きくなり、雌は赤っぽく小さい。性転換を行うが、全てが雌から雄に性転換するのではなく、初めから雄の個体もいる。こういう雄を一次雄といい、雌と同じ姿形だ。緑っぽい個体はすべて性転換した雄で、これは二次雄と呼ばれる。このように単純に姿形で雄雌が分けられないので、研究者は、雌型をイニシャル・フェーズ、雄型をターミナル・フェーズと呼び、それぞれ頭文字から、IP、TPと書く。雌型では吻から尾鰭基底にまで達する黒色縦線があり、雄型になると黒色縦線は消え胸鰭上部に暗色斑ができる。
○ベラ科魚類で最も低温に強いのが本種。冬になると砂に潜り「冬眠」をする。砂底から、砂礫底に多い。 |
キュウセン(yg) 2cm -6m |
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キュウセン(♂) 15cm -10m |
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キュウセン(♂♀中間体) 12cm -10m |
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キュウセン(yg) 4cm -6m |
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キュウセン(♀)(♂かも?) 12cm -10m |
2002/06/30 大瀬崎 |
2002/06/30 大瀬崎 |
2006/01/08 川奈 |
2006/10/15 大瀬崎 |
2007/05/05 大瀬崎 |
2007/09/15 富戸 |
2007/12/28 大瀬崎 |
2008/06/01 葉山 |
2008/06/08 川奈 |
2010/06/06 富戸 |
2011/07/24 獅子浜 |
2011/09/19 大瀬崎 |
2012/07/15 川奈 |