アカササノハベラ
管理No
ac101-064
和名
アカササノハベラ
学名
Pseudolabrus eoethinus
分類
条鰭綱/スズキ目/ベラ科/ササノハベラ属
大きさ
全長25cm
分布
相模湾以南、小笠原。台湾、南シナ海。
生息域
浅い岩礁域とその周辺の砂礫底。外洋に面した磯に多く大型になる。
解説
○少し前まで日本産ササノハベラ属はササノハベラ1種のみが知られていて、赤っぽくて外洋に多いタイプを「外洋型(沖合型、黒潮型)」図鑑によっては「婚姻色」などと書かれていた。1997年にこの「外洋型」をアカササノハベラとして分離し、普通の型(内湾型)をホシササノハベラとした。
○本種は外洋型などといわれたように、ホシササノハベラに比べて黒潮の影響の強い所や外洋に多くすむ。眼の下縁を通って後ろにのびる暗色縦線が、カーブを描き胸鰭基部に達するのが特徴。ホシササノハベラは、この暗色縦線はまっすぐ後ろにのびて胸鰭基部に達しない。体色や斑紋の変異は大きいが、アカササノハベラは赤っぽくて、ホシササノハベラは緑っぽい傾向がある。
○ササノハベラ類は雌性先熟の機能的雌雄同体魚で、雌から雄に性転換する個体もいる。性転換した雄を二次雄というが、アカササノハベラの二次雄の外見は体の後半部が黄色くなる。

アカササノハベラ(♂)  20cm  -15m
2008/10/25  東伊豆 川奈 ビーチ
Canon EOS KissDigitalN 100mm

人通りの多い川奈の砂地で、立派なサイズのアカササノハベラがどーでーんと着底してました。寄っても逃げる気配も無く、豪胆というか鈍感というか。なんにせよ、あんま人気のあるお魚ではないですね。

アカササノハベラ  15cm  -10m
2007/05/06  西伊豆 大瀬崎 湾内
Canon EOS KissDigitalN 60mm

お魚好きな私ですが、まだベラには目覚めていないため、この手のどこにでもいそうなベラには滅多にカメラを向けることがありません。地味で目立たないですけど、伊豆では普通に見ることができます。
なかなか区別がつきにくいお魚ですが、目を通る黒いラインが胸鰭までとどいていることで本種とわかります。ベラも数が多いので撮り比べてみると楽しいかも。



2007/02/03
大瀬崎

2007/05/02
八丈島

2007/05/06
大瀬崎

2008/03/27
八丈島

2008/10/25
川奈

2012/08/03
八丈島

2012/11/10
伊豆大島

2014/11/23
伊豆大島

 

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