ミナミトビハゼ
管理No
ac103-177
和名
ミナミトビハゼ
学名
Periophthalmus argentilineatus
分類
条鰭綱/スズキ目/ハゼ科/トビハゼ属
大きさ
全長12cm
分布
種子島、屋久島、琉球列島;インド・太平洋。
生息域
河川の河口付近の海岸から干潮域最上流
解説
○第1背鰭先端が尖り、縁辺に黒褐色帯がある。、頭側面に微小白色点が散在する、体側に滲んだような小黒色斑が散在する。右の腹鰭間に膜蓋と癒合膜がなく腹鰭が左右分かれているなどの特徴でトビハゼと区別できる。体色はミナミトビハゼの方が黒っぽい。
○泥底を好み、干出した泥面で活動し、満潮になると岸辺に這い上がり休む。眼は強く突出し驚くと下にあるくぼみに収納する。太い軟条の腕のような胸鰭で体を支え、左右の胸鰭を同時に動かして這うように進む。驚くと尾を使ってジャンプする。1回1mくらいのジャンプを連続させ素早く逃げる。

ミナミトビハゼ(♂)  7cm  -0cm
2007/07/30  奄美大島 ミツボシポイント
Canon EOS KissDigitalN 60mm

トビハゼと言えば泥干潟や湿地の岸辺に上がってくるハゼとして有名で、一度見てみたかった奴でした。THEトビハゼではありませんが、同属のミナミトビハゼが見れました。マングローブ林の中に結構沢山見られるのですが、地上から近づくと跳んで逃げてしまうので、水のほうからゆっくりと近づくのだ。泥の上を匍匐全して近づく姿は、はたから見ると間抜け以外の何者でもありませんね・・・。
初めて見るミナミトビハゼのお姿はとても面白くて、まるでカエルのような顔でした。しかも、移動は歩くか、または飛び跳ねるという、とても魚とは思えない移動方法です。一度、跳ぶ時に背鰭を全開にしてくれたのですが、さすがに撮影は無理でした。



2007/07/30
奄美大島

2007/07/30
奄美大島

2007/07/30
奄美大島

 

inserted by FC2 system