トウゴロウイワシ
管理No
ac107-001
和名
トウゴロウイワシ
学名
Hypoatherina valenciennei
分類
条鰭綱/トウゴロウイワシ目/トウゴロウイワシ科/ギンイソイワシ属
大きさ
全長15cm
分布
琉球列島をのぞく南日本。インド・西太平洋域。
生息域
沿岸浅所にすむ。
解説
○胸鰭基部から尾鰭基部まで幅広い銀白色の縦帯が走り、ギンイソイワシに似るが、肛門が腹鰭基部のやや後方に開口することで区別できる。ギンイソイワシの肛門は腹鰭の後方で、背鰭の直下に開口する。背側は青黒く、腹部に黒色素胞縦列が数列ならぶ。
○カタクチイワシに似ることからイワシの名を冠するものの、分類上はボラの近縁であり、二基の背鰭をもつ。
○沿岸性の魚で、河川河口部の汽水域にも進入し、海面近くを大群をなして泳ぐ姿が見られる。
○動物性プランクトンを主食としている。

トウゴロウイワシ  30cm  -50cm
2007/12/21  東伊豆 川奈 ビーチ
Canon EOS KissDigitalN 60mm

EXIT間際の超浅場で、イワシっぽい魚が数匹、上向き加減で泳いでいました。ほとんど動かない状態だったので、浅瀬ながら何とか撮影できました。手持ちの図鑑では何だかわからず、ガイドに聞いても不明だったため、瀬能先生に聞いてみたところ以下の回答を頂きました。
「トウゴロウイワシ科のトウゴロウイワシに同定されます。ただし、ギンイソイワシとの見分け方は完全ではありません。体側の銀色の縦帯が明瞭ならとりあえずトウゴロウイワシに同定しています。」
正直、まったく聞いたこともない名前でした。まだ知らない魚は沢山いるもんです。



2007/12/21
川奈

2007/12/21
川奈

 

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