フウライカマス
管理No
ac123-001
和名
フウライカマス
学名
Nealotus tripes
分類
条鰭綱/スズキ目/クロタチカマス科/フウライカマス属
大きさ
全長30cm
分布
南日本太平洋側;〜世界中の温・熱帯海域。
生息域
水深914〜1646mの深海
解説
○体は中程度に細長い。側線は1本で、ほぼ直線状。臀鰭棘は、その軟条部から明瞭に離れている。臀鰭第1棘は大きく、短剣形をしており、その後方には1本の微小棘がある。腹鰭は痕跡的で、1棘1軟条からなる。背鰭と臀鰭にはそれぞれ2本の小離鰭がある。下顎の先端に円錘形の軟骨性突起がない。鋤骨には歯があるが、口蓋骨にはない。皮膚は円滑。腹部に隆起縁がない。尾柄に隆起線がない。

フウライカマス  20cm  -20m
2011/02/11  和歌山県 須江 6:40(ムロバエ)
Canon EOS 7D 100mm

深場へ移動中に中層をひょろ長いお魚が泳いでいて、ガイドが追っかけ出したので、これはひょっとして深海魚?と思い、こちらも追っかけてバックショットながら何とか1枚撮影。ガイドさんはクロシビカマスではないかと言っていたのですが、瀬能先生に聞いてみたところ「クロタチカマス科のフウライカマスです。クロシビカマスに似ていますが側線の走り方で区別できます。水中写真はかなり珍しいです。」とのことでした。調べてみると、普段は1000m近い水深の深海魚のようでした。うーん、すごい出会いだったのね。



2011/02/11
須江

 

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