スジコウイカ
管理No
ce001-005
和名
スジコウイカ
学名
Sepia (Doratosepion) tokioensis
分類
頭足網/コウイカ目/コウイカ科/コウイカ属
大きさ
外套長6.5cm
分布
相模湾・富山湾以南〜東シナ海
生息域
潮下帯〜水深30mの岩礁域の縁
解説
○外套膜は卵楕円形、外套幅は外套長の45%。背側は紫褐色で赤斑がある。鰭の後端が耳型につまみ出したように張り出す。腹部には鰭に沿って赤褐色の縦線がある。触腕吸盤は不等大で、中央の4〜5個が大きい。貝殻はDoratosepion型で、長さは幅の約4倍。
○雌はツルリとして特徴無いが、体色は鮮やかで腹側に紅色群雲状。頭部から腕にかけ金色帯。雄は成熟し二次性徴として腹面両側に一対の赤褐色帯と鰭の後端に褐色斑が現れ、帯は疲弊すると消失する。雄は耳がハッキリするが、雌は耳がない。

スジコウイカ(♂♀)  5cm  -15m
2008/07/13  東伊豆 伊豆海洋公園 砂地
Canon EOS KissDigitalN 100mm

IOPの砂地で2匹のスジコウイカがじゃれあっていました。最初は2匹とも色違いでしたが、ペアで仲良く並んで泳ぎ去るときは同じ色になっていました。

スジコウイカ  5cm  -12m
2006/12/30  西伊豆 大瀬崎 一本松
Canon EOS KissDigitalN 60mm

砂地の上を気持ち良さげにすいすい泳いでいたスジコウイカです。下から撮れたので筋も見えますね。雌には耳が無いらしいので、たぶん雌の個体ではないかと思います。

スジコウイカ  5cm  -12m
2006/12/30  西伊豆 大瀬崎 一本松
Canon EOS KissDigitalN 60mm

大瀬の外海ではよくスジコウイカを見かけます。ボウズコウイカなんかと良く似ていて区別しづらかったりしますが、スジは砂地へ行く途中の岩がある場所や砂地の上でもよく見かけ、ボウズは岩礁域でよく見かけます。スジコウイカは体がつるっとしてて、太い感じがします。



2004/07/03
八幡野

2006/12/30
大瀬崎

2006/12/30
大瀬崎

2007/01/05
大瀬崎

2008/07/13
伊豆海洋公園

2008/07/13
伊豆海洋公園

2009/12/06
川奈

 

inserted by FC2 system