ナヌカザメ
管理No
ch005-001
和名
ナヌカザメ
学名
Cephaloscyllium umbratile
分類
軟骨魚綱/メジロザメ目/トラザメ科/ナヌカザメ属
大きさ
全長1m
分布
北海道南部以南の日本各地。〜東シナ海、台湾、ニュージーランド。
生息域
沿岸から沖合いの岩礁域や砂泥底。。
解説
○体色は褐色で、不規則な暗褐色斑が多数あって、およそ6本の鞍状斑があるように見える。
○水を飲みこんで、フグのように体をふくらませるサメとしては珍しい習性がある。
○卵生で、卵はほぼ四角形をしており、四隅にはラセン状になったひものような突起物がある。この突起物はからみついて卵を固定する役目をもっています。

ナヌカザメ(卵)  15cm  -25m
2008/01/27  東伊豆 富戸 ヨコバマ
Canon EOS KissDigitalN 60mm

伊豆ではたまに見かける変わった形のナヌカザメの卵ですが、時間が経つと中の稚魚が大きくなってきて、裏から光を当てるとシルエットが浮かび上がってきます。もうサメの形がわかるくらいに成長していて、稚魚が出てくるのが楽しみです。

ナヌカザメ  80cm  -20m
2005/06/25  東伊豆 海洋公園 1.5の根
Canon Power Shot S45

卵は何度か見たことがあったのですが、成魚は初めて見ました。なんともふてぶてしい奴で近寄っても逃げないので、絶好の被写体なのですが、暗くて透明度も悪かったので、なかなか綺麗に撮れないのが残念でした。

ナヌカザメ(卵)  20cm  -20m
2004/04/17  川奈 ビーチ
Canon Power Shot S45

イソバナに何かちまきのような物が絡み付いていて、その実態はナヌカザメの卵でした。サメの卵は種が違うと形も結構変わり、比べてみると楽しいです。産まれると当然動き回るので会うチャンスは少ないのですが、卵だと動かないし暫くは居つづけるので、見る機会は多いです。



2004/04/17
川奈

2005/06/25
伊豆海洋公園

2008/01/04
富戸

2008/01/27
富戸

2010/01/24
伊豆海洋公園

2011/02/11
須江

 

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