ヒラタエイ
管理No
ch012-001
和名
ヒラタエイ
学名
Urolophus aurantiacus
分類
軟骨魚綱/エイ目/ヒラタエイ科/ヒラタエイ属
大きさ
体盤幅30cm
分布
南日本。〜東シナ海。
生息域
沿岸浅所の砂底。
解説
○成魚の背面は黄褐色、腹面は白色をしていて黒褐色の縁取りがある。背鰭が無く、尾端に丸い尾鰭があり、尾部中央には毒棘がある。
○アカエイに似るが尾部が短く太くて、小さな尾鰭がある。尾部には毒棘がある。アカエイと本種は、日本の沿岸浅所にすむため、毒棘にやられることが多い。尾棘は鋭く、刺されると大怪我をし、毒によりかなり痛む。
○海底で、雄が下、雌が上になって腹を合わせ、雄が雌の胸鰭に咬みついて互いに体を固定させ交尾する。サメやエイ類の交接器はクラスパーと呼ばれ、腹鰭の基底軟骨の一部が変化して、雄の授精器官になる。そのためにクラスパーはふたつある。雌雄の見分けは腹鰭にクラスパーがあれば雄である。卵胎生で夏に数尾の仔魚を産む。
○小型の甲殻類や軟体動物を捕食する。

ヒラタエイ  25cm  -20m
2005/05/21  東伊豆 海洋公園 1.5の根
Canon Power Shot S45

あんまり大きくならない可愛いサイズのエイで、IOPでは一番普通に見られるエイらしいが、あまり見た記憶は無いです。丸っこくて小さくて大人しげだが、尾鰭に毒があるので、あまり刺激しないほうが良いだろう。



2004/06/19
八幡野

2005/05/21
伊豆海洋公園

2006/06/24
井田

2007/05/01
八丈島

2009/05/17
大瀬崎

2010/06/06
富戸

 

inserted by FC2 system