Gallery07-21
DiveNo. 639〜641
日付 2007/07/31
潜水地 奄美大島 ピアテグリ、倉崎ビーチ、アシケブ
感想 4日目の1本目は先日てぐりんの産卵狙いでサンセットダイブをしたピアテグリを朝からじっくり攻めました。まずは一気に深場の泥砂地まで降りていき、イトヒキハゼの1種-1の黄化個体(yg)、黄→通常色へ変化中の個体(yg)、通常色(yg、成魚)と色々なバリエーションが見れ幸先良いスタート。しかし、かなりもくもくで大きい個体は全身写して撮れないんですよね・・・。帰りの斜面ではかなり立派なサイズのフタホシタカノハハゼの黄化個体がでーんといついてて、かなり寄れるナイスな奴でした。また、前回あんま綺麗に撮れなかったシボリイソハゼを何とか撮影し(といってもフラッシュ一発でまた逃げられましたが)、その他チゴベニや、イロワケガラスなどをじっくり撮影し、ハゼ三昧です。あと、ニシキテグリゾーンでは必死にygを探し続け、ようやく2cm弱くらいの可愛い奴を発見したのだが、やっぱすぐに奥に逃げ込まれてしまいました。もっとチビちゃんが見たいですね〜。
2本目は今回2度目の倉崎ビーチへ。今回は砂地で共生ハゼ、珊瑚礁域でコバンハゼ、ダルマハゼ系を狙いました。-10m前後の綺麗な砂地ではようやく共生ハゼが多くで出したようで、かなり華やかでした。まずは、定番のヒメダテなんですが、こいつはTHEダテハゼに良く似た地味な奴なんですが、こいつ求愛して飛ぶんです!一度だけダテがお食事でホバリングしてるのを見たことあるが、それ以外でダテハゼ系が飛んでるのは見たこと無かったんで、粘って観察。一度にヒメ4匹ぐらいが見れるところに陣取って観察してると、体をぴくぴく動かして鰭を全開。その直後に鰭全開のまま、ふわーっと浮き上がるのだ。うおぅ、すんげー綺麗だぜい。見てると飛ぶタイミングも良くわかるので、写真も簡単に撮れるのだ〜。(と思っていたのだが、完全にカメラの設定ミスってへぼ写真しか取れなかったけど・・・) いやいや、目の前で何回飛んでくれたことか。後ろ髪引かれる思いで離れて、次の獲物探しに向かい、ちょっと砂地を徘徊してるとヒレネジのペアやら、ヤシャのチビやらがぼこぼこ出てる。浅い所でこんなに出てるの見るのは初めてでした。ワラスボ系なども見られ、砂地ハゼ絶好調です。何気に後で聞いたら、倉崎ではヤシャ出るの3年ぶりとの事で、かなり良いタイミングで訪れたようです。砂地のハゼの次は珊瑚の中に潜むハゼ探しで、アカテンコバンやヨゴレダルマ、パンダダルマなんかが結構な確立で見れちゃうのだが、見れるのと撮れるのは別問題。なんとか証拠写真程度を収められた程度or完全撃沈状態でした。こういう奴らにはリングフラッシュ無いと駄目ですね〜。とう訳で2本目もハゼ三昧で、もうかなりお腹一杯状態。
すでに2本目までで3.5時間くらい潜っていたりするのだが、今日はさらに遠出して太平洋側のアシケブまで移動して3本目に突入。入ってみるとかなり透明度が良く、綺麗なエダコモンサンゴが広がっている。夕方5:30くらいのENTで若干暗くなっていたりするのだが、昼間ならワイドも楽しげです。最初は浅い所を延々と移動するのだが、スズメダイやらチョウチョウウオのチビちゃんがわんさかいるので、ついつい撮影してしまい目的地までなかなか到達しないのであった。途中、出の良いオドリハゼ君にもかなり時間食ってしまいましたね。暫く進むと水路のような岩地になり、そこにはイソハゼ系、ベニハゼ系のオンパレードでした。この時点ですでに60分以上潜っていて、残圧も70くらいになっていたりするのだが、ここからが目的の洞窟で、真っ暗な穴の中に入っていくのだ。かなり豪快な地形で、ただ入って行くだけでもかなり楽しめる。ちょっと進んだ所でガイドがライト照らしてヒメアオギハゼを探し始めたが、結局見つからずで残念でした(次回に絶対リベンジですね)。でも、すぐ側にはとっても綺麗なサクラテンジクダイや、見たこと無いエビちゃんなど見つかりかなり楽しめた。洞窟から出た頃にはかなり暗くなってきていて、夜間色になってるチョウチョウウオ系なんぞを楽しんで帰って来ました。いやー、ここもかなり楽しいポイントですぞ。ダイバーが誰も来ないのが不思議です。上がるとけっこう暗くなってるのに、カヌーの練習場になっててやたら人が集まってて、我らだけ浮いてました。
それにしても、潜りに潜った1日で私のダイコンで合計333分となっていました。浅場で反応しない所も多かったので、恐らく6時間は潜っていたと思います。1/4日海中ってことか。半漁人は無理でも、半々魚人ぐらいにはなれた一日でした。
撮逃した魚 ダイダイオオメワラスボ、パンダダルマハゼ、シチセンベラ
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いきなり見れたイトヒキハゼ属の1種-1(yg黄化個体)

すぐ側にはイトヒキハゼ属の1種-1(yg黄化から通常色へ)

さらにはイトヒキハゼ属の1種-1(yg普通色)

そんでもって巨大なイトヒキハゼ属の1種-1(成魚)

通称ホホカギ[日本のハゼ]ハゼ科の1種-6

地味な特徴がわかりづらいオキカザリハゼ

寄っても逃げないフタホシタカノハハゼ

今度は少し綺麗に撮れたシボリイソハゼ

名前の通り頬に筋があるホホスジシノビハゼ

かなりの数が群れていたクロユリハゼ(yg)

なかなか撮るタイミングが難しいイロワケガラスハゼ

肉眼だと目と鰭の先端のみが動いてるように見えるヒレフリサンカクハゼ(yg)

こっちは大きく育ったヒレフリサンカクハゼ

大きめのアカメハゼに大接近

大きな瞳がチャームポイントのすけすけアカメハゼ(yg)

こんなポーズとられたら撮るしかないキイロサンゴハゼ

沢山いて動かないから撮りやすいイトヒキテンジクダイ

こいつも数が多いサンギルイシモチ

珍しく大接近できたインドカエルウオ(yg)

真横から見るとこんな柄なニシキテグリ

ようやく探してたニシキテグリ(yg)にご対面

三菱ポーズのニシキテグリ(yg)

浅場で必ず見れるダンダラスズメダイ(yg)

気合で寄って撮影したミスジリュウキュウスズメダイ(yg)

お腹の白色が綺麗なイソハゼ属の1種-7

2cmくらいのちびニセネッタイスズメダイ(yg)

こっちはだいぶ大きくなったニセネッタイスズメダイ(yg)

ここでは普通に見れちゃうチゴベニハゼ(yg)

可愛い角が生えたミヤコテングハギ(yg)

なんとも綺麗な色のテンボウカクレエビ

出てる場所が非常に良くないヒノマルハゼ

何とか形はわかるヨゴレダルマハゼ

ホバリングするヒメダテハゼ

鰭全開で求愛するヒメダテハゼ

動きまくりでこれが限界のアカテンコバンハゼ

チビのほうが撮りやすいフタイロサンゴハゼ(yg)

愛嬌のある顔のヒトスジギンポ

背鰭びんびんで飛んでたヒレナガネジリンボウ

ものすごい勢いで逃げるウミウシカクレエビ

かなり小さくて可愛いオトメハゼ(yg)

細くて非常に撮りにくいクロエリオオメワラスボ

砂地でのそのそ這ってたヒュプセロドーリス・エマ

クロユリハゼ属の1種-3やオトメハゼが集まるハゼ団地

小さくて判断できんが、デバorアオバスズメダイ(yg)かな?

珍しくペアで見れたヒメダテハゼ

ホホスジに良く似ているオビシノビハゼ

透明度の良いアシケブの海

夕方なのに差込む光が綺麗です

大人になるとあんま綺麗じゃないオジロスズメダイ

似たようなのが沢山居るダンダラトラギス

若魚くらいのカンモンハタ

種までは不明なフエフキダイ科の稚魚(タテシマフエフキかな?)

動きまくりで撮影が難しいオジロスズメダイ(yg)

かなり臆病ですぐ珊瑚に隠れちゃうゴマハギ(yg)

チビも成魚と変わらない姿のミゾレチョウチョウウオ(yg)

まだまだ幼さの残るルリホシスズメダイ(yg)

黄色が非常に濃いヒレナガハギ(yg)

ここまで育つと可愛げがないクロソラスズメダイ

おっと鰭全開のクビアカハゼ(♀)

ダンスゴビーシュリンプの背に乗るオドリハゼ

ダンスゴビーシュリンプの背でダンスするオドリハゼ

もう寄りまくりのオドリハゼ

白円斑が規則的に並んだホクトベラ(♀)

まるでキャンディーみたいな柄のシマイソハゼ

気合で寄ったベニハゼ属の1種-2

暗い所の砂地で見れるハタタテサンカクハゼ

定番だけどつい撮っちゃうアオギハゼ

暗い所に住んでて光に敏感なサクラテンジクダイ

洞窟の中に住んでる見たことないハチジョウクラヤミカクレエビ

浅場で沢山群れてたクロソラスズメダイ
 
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