Gallery08-50
DiveNo. 817〜818
日付 2008/10/30
潜水地 西表島
感想 2日目は私のリクエストで、現段階で一番みたいハゼのモエギちゃん狙い。とっても深いところに居るハゼなので、安全のために浅場に純酸素のタンクを沈めて準備も万全。とっても透明度の良い海に入り、斜面を一気に深場へ移動していくと、大きな根に赤っぽい綺麗なハナダイが乱舞してた。よく見てみると、何と全部アカボシハナゴイではないですか。とっても珍しい深場のハナダイなんですが、こんなに沢山群れが見れるとは思いませんでした。こんなすんばらしい所を素通りするなんて、とっても勿体無いですね。ここの根だけで1本費やしたいくらいでした。さらに深度をとってガレ場に到着し、そこいらを散策すると、ついにモエギちゃんに遭遇。とっても小さくて一見地味に見えますが、光が当たるととても綺麗でした。撮影は結構困難で寄ると引っ込むし、絶えず方向転換する感じで、こっちも位置を変えると砂を巻き上げてしまい、どーにもうまく撮れない。そうこうしてる内にDECOも出るし、満足いく撮影はできぬまま上がる羽目になりました。ちなみに、周りにはアオハチハゼとかクサハゼとか同じ色に近い泥砂のハゼもいました。ここからは一気に浅場に戻ってきて、減圧停止しながら色々と観察。ドロップオフのTOPではベニハゼが多く良い被写体ですが、ぶら下がりで撮影なんでけっこう難しいですね。浅場は綺麗な珊瑚が広がっていて、南国チックなスズメダイやチョウチョウウオが沢山。八丈島のナズマド意外ではとっても珍しく、ここ西表でも滅多に見れないツキチョウチョウウオなんかも見れました。伊豆の川奈でも見たことあったりするのですが、見事な無効分散ですね〜、海はつながってることが良くわかります。
2本目はガレ場のポイントで、下のほうでは和名はまだ無いけど、学名には天皇の名前が付いているインコハゼspの大小が見れました。インコハゼ属は似たような環境に住んでいて、オバケインコとかも見れるのですが、なかなか臆病で長時間は見れないのが残念ですね。その他、ガレ場を良く見るとハゼが多く、撮るものが多くて困ってしまうぐらいでした。昨日撮り逃しためっちゃ珍しいアンボンスズメダイも居て、今回はしっかり撮れました。かなり地味ですが、ここでしか会えないと思うと力が入りますね。今回は残圧50ぐらい残して上がり、ちょっと場所を移動して、残タンでミカヅキツバメウオを見に行きました。浅場の泥っぽい所の枝珊瑚に2匹の若魚くらいのミカヅキがいて、とっても良い被写体でした。100mmには大きすぎる被写体で、コンデジでばしばし撮影してました。一人離れ浅場を探索していると泥ハゼとかも沢山見られ、残タンでも結構楽しめました。
3本目は窒素いっぱいたまってるので、最大水深9mの浅い泥砂ポイントへ。昨日同様、泥ハゼわんさか。ちょっとまわりを見渡すと、普段見れないようなハゼが多く見られ、サルハゼ属、カスリハゼ属、サラサハゼ属あたりはそこら中にいます。奄美では見れなかった、トサカハゼも数個体見れました。頭にトサカがある面白いハゼで、一見地味なんですが、よく見ると姿も斑点の色もとっても派手だったりします。うーん、マニアック。ここはハゼ意外にも楽しくて、スズメダイやテンジクダイも多いです。まず、リボンスズメが4種全部見られ、THE、クロ、ヤノ、ビオラ全部居ました。特にビオラはとっても珍しく滅多に見れないようで、3人で取り囲むようにして撮影したんですが、夕方近くて暗く動きも早く証拠写真しか撮れないのが残念です。他にもアイスズメ成魚やオリオンスズメyg成魚なども見れました。テンジクダイも数が多く、ここだけで何種見れるんでしょうね?泥ポイントあなどれなくて、2時間近く潜ってました。
今日も一日トータル4時間越えの濃いいダイビングでした。夜はログ付けで、水中映像祭のビデオを見せてもらったりで、お魚三昧の一日でした。
撮逃した魚 ホソエビス、アトヒキテンジクダイダマシ
[ スライドショーを見る ] 

通りすがりに群れてたアカボシハナゴイ

ようやく念願のモエギハゼに会えました

やや後方ながら鰭開いてたモエギハゼ

お食事中のアオハチハゼ

まだ小さ目のベニヒレイトヒキベラ(yg)

顎下が綺麗な色のヤマブキハゼ

穴の上に張り付いてるホテイベニハゼ

ホバリングしてたオオメハゼ

久々に見れた綺麗な色のダイアナウミウシ

全然逃げないアカククリ

ちょっと目つきが悪いセグロマツカサ

やたら群れてるスミツキカノコ

大きすぎてこの角度じゃないと収まらないヒレグロイットウダイ

イシモチの中では大きいリュウキュウヤライイシモチ

まだ色が綺麗な段階のイロブダイ(yg)

西表では珍しいアミメチョウチョウウオ

国内ではとっても珍しいツキチョウチョウウオ

元気よく泳ぐツキチョウチョウウオ

よくペアで泳いでるスダレチョウチョウウオ

すんげー久々に見れたセグロチョウチョウウオ

地味ながらこの目つきが好きなヒレグロスズメダイ(yg)

まだ小さいのを粘って撮ったヒレグロスズメダイ(yg)

髭が生えてるみたいなアオノメハタ

口がなが〜いオオフエヤッコダイ

黄色斑が目立つノコギリダイ

なんともどぎつい色のマナベベラ

黄色い点の集合みたいなイソギンチャクモドキカクレエビ

透明度が良いので大きいのも撮れるハゲブダイ

ほぼ真っ黄色のネッタイスズメダイ

こっちは薄い黄色のニセネッタイスズメダイ

まだ若魚くらいのオジロバラハタ

学名に天皇の名前が付いてるインコハゼ属の1種

鰭全開のインコハゼ属の1種

小さいときも長い鰭が格好良いインコハゼ属の1種(yg)

かなり地味なハゼ科の1種-4

こっちも水中だと地味なホシハゼ属の1種-1

非常に珍しく図鑑にもほとんど載ってないアンボンスズメダイ

オジロスズメダイ近似種(yg)に大接近

苺ぱんつのマンジュウイシモチ(yg)

丸っこくて可愛いヒレナガハギ(yg)

黄色くて可愛いカワリブダイ(yg)らしい

浅場で小さいのも大きいのも見れるデバスズメダイ

ゆったり泳ぐミカヅキツバメウオ(yg)

分身のミカヅキツバメウオ(yg)

なんだペアで居たのかミカヅキツバメウオ(yg)

けっこう数が多いクロスジイソハゼ

定番でもチビだとつい撮ってしまうミスジリュウキュウスズメダイ(yg)

泥っぽい所に多いダンダラスズメダイ

やる気なしオニサルハゼ

泥砂地に住んでるカスリハゼ属の1種

かなり小さいホホベニサラサハゼ(yg)

かなり出てきてくれたカスリハゼの黄化個体

ご機嫌のカスリハゼ

名前のとおり薄化粧で地味なウスゲショウハゼ

こっちは化粧ばりばりで綺麗なケショウハゼ

背鰭が綺麗なヤツシハゼ属の1種-4(♀)

結構寄れるカスリハゼ(♂)

ハゼの中ではかなり巨大なオニサルハゼ

名前のとおり鶏冠があるトサカハゼ

一見地味だけど結構色があるトサカハゼ

地味で臆病なハゼ科の1種-12

瞬殺だったナガセハゼ

自ら煙幕あげるクロオビハゼ

これで背鰭を立ててくれれば完璧のケショウハゼ

ヨスジに混じってたキュウセンフエダイ

初遭遇のヤノリボンスズメダイ

見てみたかったホシゾラハゼに初遭遇

なんと激チビのハタタテギンポ(yg)

泳ぎだしたハタタテギンポ(yg)

頬の黒斑が目印のサラサハゼ属の1種-1

チビは地味なケショウハゼ(yg)

とっても珍しくお目にかかれないビオラリボンスズメダイ

名前の通り背中の白点が目印のセホシテンジクダイ

数は多いけど警戒心が強いオリオンスズメダイ(yg)

上から撮影したホリテッポウエビ

アイスズメダイの証拠写真

その存在すら知らなかったツチホゼリ

大口開けクロリボンスズメダイ

かなりチビっちゃいロクセンスズメダイ(yg)

今日は夕日が綺麗でした
 
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