Gallery09-09
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DiveNo. |
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869〜870 |
日付 |
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2009/03/01 |
潜水地 |
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西伊豆 大瀬崎 先端、湾内 |
感想 |
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2日目、1本目は懲りずに先端へ。今日は風もさらに弱まりコンディションは絶好。が、午前中は曇り空で、深場へ行くとかなり暗いのであった。ハナダイもかなり敏感になっていてライト当てると直ぐに散っちゃうので、途中からは撮影を完全に諦めて調査モードへ突入。流れも無かったのでちょっと深場へ降りて広範囲を探索していると、前回バディが見つけたシロオビハナダイ(♂)がいました。ライト当てたらすーっと隙間に逃げ込まれましたが、居ることは確認できました。♂がいるってことは♀も居ないか探してたんですが、非常にナガハナダイの♀とも似ていて、ちょっと雰囲気が怪しい奴もいましたが、シロオビ♀と言い切れるほどじっくり観察はできませんでした。その他、シキシマとかも探したけど見つからず、ここら辺は次回の課題ですね。中間地帯は相変わらずの不作で、浅場では激チビのウミウシをバディが沢山見つけてくれました。サガミコネコ、コトヒメ、アカボシなどは5mm以下で、マクロレンズ大活躍です。お魚のほうは前回も見れたタスジウミシダウバウオが相変わらずウミシダに付かず出歩いてたり、楊枝の半分サイズで謎のひょろ長いゲンゲ科のお魚のチビちゃんなんかが見れました。このチビちゃんは葉山で見たトビイトギンポとかに良く似ていますが、先端で成魚を見た記憶が無く、ちょっと謎で調査が必要ですね。
最後の1本は外に行くか迷ったけど、結局湾内へ。昨日ナイトで攻めたケーソン周りで生物探ししたのだが、これが全然見つからん。激チビのアラリウミウシらしき個体や、綺麗なシマヒメヤマノカミとかしか見つけられず、すごすご退散。帰りの砂地の斜面は色々と楽しくて、まずウミテングの白骨死体が転がってました。生前の姿そのままで白骨化してて、一目でウミテングとわかります。あとは先日見れたカラスキセワタがまた見れたのだが、柄も個体差があって、ちょっと色んな設定で角度変えて撮影してみました。なんか近未来の車みたいなフォルムがたまらんです。
今回一番シャッター切ったのは大量発生中のヒメイカでした。内1個体が、なんと透明なヨコエビの仲間?を足でつかんで食べているようでした。レンズを覗いている時は何か抱えてるとは思ったんですが、写真で見ると一目瞭然でカメラの威力は絶大です。ちなみに、当然ヒメイカは逆に捕食される側に回ることが多いのだが、今回はカワハギに狙われ間一髪墨はいて逃げるところが見れたのだが、その時傷ついた模様で、途中で泳ぐ力が弱まり、へろへろになり、ついには小石の上でぐったり状態。良く見ると体に小さな穴が空いているようで、これではうまく泳げんのは無理ないです。弱肉強食の世界を垣間見た気がします。
最後はマメダワラのアサヒハナゴイygや、群れ群れのアカメバルygを楽しんで帰ってきました。最近は不景気でセルフが多かったりするのですが、いやいや見所満載で楽しい2日間でした。
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撮逃した魚 |
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シロオビハナダイ(♂)、アカオビハナダイ(♂)、シマキツネベラ(yg)、タヌキベラ(yg) |
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