Gallery13-23
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DiveNo. |
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1483 |
日付 |
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2013/06/24 |
潜水地 |
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石垣島 |
感想 |
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今日は午前はビーチでハゼ観察で午後からウミショウブの開花観察なのだ。まずは初日にも潜ったビーチに行ってみたのだが、これがいつにも増して濁りが激しい。しかも入ってすぐにハブクラゲが眼に入ってきて、とっても危険な状態です。まあこんなもんで怯みませんが。
まずはオイランハゼ地帯でホバリング観察。数は多いのだが、なかなか飛んでくれなかったのだが、結構大き目の個体が5〜6回飛ぶのが見られました。今日は60mmにしてたので、限りなく寄って撮影できたのだが、それでも濁りのためもやっと写真しか撮れなかったのが残念です。何気に未だにオイランのホバリング写真はまともに撮れてなかったりします。
近辺の泥ハゼを撮って場所を移動。移動中にガイドを見ると、指示棒に大きな二枚貝ががっつり食いついてるのが面白かったですね。大きな根周りにはスジブチスズメダイ、ソラスズメダイ属の1種、セグロチョウチョウウオ(yg)、壁にはサツキハゼ、クモギンポ、シマギンポ、ミヤラビハゼなんぞが見られ、見たことない種が結構見られました。ここだけでも充分楽しめたりしますが、やっぱ透明度に完敗でした。MAX水深1.5mの150分ダイブでした。
午後からは地元の方も加わって、ウミショウブの開花観察なのだ〜。西表でもこの話を聞いて居たのだが、石垣でも見れるとは思ってなかったのでラッキーでした。
目的地に着くとすでに超巨大なバズーカのようなカメラを抱えたプロ?カメラマンがスタンバッてました。海に向かうと既にちらほら白い花が浮いていて、開花が始まってて期待が膨らみます。
以下、簡単なウミショウブの開花の説明
雌花は浮力をもっているが、背丈が水深よりも低く、花の蕾は水面より下にある。干満差が大きい大潮の干潮時には、花が水面に届く程度の水深になる。雌花はこの数時間にあわせて開花し、水面に花びらを広げる。
いっぽう雄花はずっと低く、海底で多数の白い花をつけるが、成熟して本体から離れ水面へと浮かび出る。同時に花弁が反り返るように開き、高さ3mm程度の雪だるまのような形になって、水面の上に立ち上がる。おびただしい数の雄花がいっせいに水面へと浮かび出て、ときに海面を真っ白に覆いつくす。
風や波によって、雄花は水面を流されて、ほとんどの雄花はどこへともなく流されて終わるが、ごく一部の雄花は水面上に開いている雌花にひっかかり、その内部へとはまり込む。潮が満ちてくると雌花は雄花を閉じ込みながら沈んでゆき、受粉を完了する。
受粉イベントが初夏から秋にかけての大潮の日に繰り返される。受粉後の実の中には10個前後の種が入っていて、熟してはじけると、種が散らばり、根づく。
で、今回は2時間以上見ていたのだが、ガイドさん曰くここ数年では稀に見るくらいの最大規模で、海一面が真っ白でした。
我らはウェット来て水中や水面の写真を撮って喜んで居たのだが、いつの間にか周りは人だらけになっていて、たぶん小学校の野外活動の人とか、観光の人とか、さらにまたもや登場の中本さんとかも来てました。うんうん、確かにこれは一見の価値ありだね。えーもん見れました。 |
撮逃した魚 |
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特になし |
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